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このたび13年くらい近くにいたAさんと結婚する決意を固め、プロポーズしたので今の気持ちを綴っていきます。
今でも全くタイプの女性では無い
はじめ出会った時もそうだったけど、Aさんは全く自分の好みのタイプでは無い。
少し太っているし、容姿も私好みではない。
しかも私はかなり付き纏われて正直ウザいなと思うくらいでした。
Aさんは仕事柄、高収入な職業で、お金に困ってないし、家柄も少し上流家庭な方だ。
しかしなぜか私にのめり込んで、どこに行くにも付き纏われる。どこか遠出をしようものなら、どこに何しに行ったのか?と病みまくったLINEがくる、完全な痛い子だ。
はじめは金蔓としか思ってなかった。
クズな私は、彼女のことを都合の良い金蔓と見ていて、食事代を出してくれたりするので、可もなく不可もなくどこか行く時に声かけてやるかといった始末で4歳年上のAさんと友達のように過ごしていた。
自分のことを嫌いになって去ってほしかった
最低な私はAさんに散々なことをした。
こっちにくるな!と言ったり、おまえを女とは見ていない、あり得ない、変なあだ名をつけたり、容姿も貶す、時には頭を叩いたり、腕を殴ったり、でも金を出させるという恐ろしいクズ行為を散々やってしまった。
そんなふうに6〜7年は過ごしてきてしまった。
何度彼女を泣かせただろうか
彼女を何度暗い表情にさせただろうか
死にたくもなったかもしれない
そうして私は42歳になったし、彼女は46歳になった。
ふとAさんの立場になって考えた
自分は20代でスタイルも良くて可愛い子と結婚したいという願望がずっとあった。
子供を儲けて、母親にも孫を見せてやりたいとずっと思っていた。
けれど、
ふとAさんの立場になって考えた。
12〜3年Aさんを見下し、金も出させ、散々なことばかりしてきた。それをよそに若くてかわいい子と結婚したとしたら、Aさんは自殺してしまうかもしれないと思った。
ただ自分のことばかり考えて、他のかわいい子と結婚してAさんは生き地獄を味わう、それで自分は幸せと言えるだろうかと。
いや、これは違う。
私はただのペテン師、嘘つき、ろくでなしでしか無いなと思いました。
子供は無理だけれど、親に孫を見せられないけど、それでも自分はできる限り正しいと思える道を選んで進みたい。
自分がクズだという自覚があるからこそ
他人と結婚することを考え、甘い事ばかり考えてる自分がクズであるという自覚があるからこそ、彼女と結婚するべきではないか、今まで彼女を苦しめた分、彼女に償っていくのが人としての道ではないかと。
誰かと一緒になって、Aさんと離れたら、それで自分自身は良いことばかり口から言って全く中身の無い人間になってしまう。すでに中身の無い人間だけれども。
もう残りの人生40年かもしれないけど、彼女を苦しめた10年と考えたら、僕の残りの人生をAさんに捧げるべきじゃないかと考えました。
彼女を苦しめた分、幸せにしたい。
母親は言いました、好きだから結婚できるわけではない。
昔の人達は親に結婚させられたから好きもクソも無いと。
私の場合はAさんに対して前科があるから、それを無いことにすることはあまりにも無責任じゃないかなと。
彼女はどんなに僕のことを好きで尽くしてくれたのか。
いろんな思いで僕はAさんと結婚しようと決意しました。
TVを見てる時にプロポーズしました
おもむろに、
「来年のいつのタイミングでも良いんだけどさー、俺と結婚するか?」
ってききました。おまえをそのままにしてはおかれないとも言いました。
Aさんは笑って、親に話さないといけないからと笑って言いましたが、ぼくは彼女のタイミングに任せることにして、さらに時間をかけて進めてゆくつもりです。
彼女も今までのことがあるから、すぐ手放しで喜んではいないようにも見えますけど、僕の心境の変化に驚いているのだと思います。
時間をゆっくりとかけて
僕は彼女に一切手を出そうと思ってはいない。
きちんとご両親にも挨拶して彼女の家族、親戚に筋を通してから、なるのであればと思っています。
その前にAさんともっと話をしていかなくてはいけない。お互いのこれまでがあるから、何か変な空気があるけど、僕は必ず彼女を大切にしていきたいと思います。
また進展あればご報告させていただきます。
読者に感謝
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