副業をはじめる前に必要な考え方
このブログでお伝えしたいことの主要なテーマのひとつである「副業」。それについて私の考えを惜しみなく読者にアドバイスしたいと思うので聞いてほしい。
まず給与の手取りを最大化すること。
まずやるべきことはたくさんある。
今の北海道の最低賃金が時給1010円で8時間フルで働くと、1日8080円。1ヶ月20日として16万1600円。年間でフルなら誰しもが193万9200円以上の所得があるという前提で話を進めていきたい。
生活が苦しいので副業をはじめたい。お小遣いが欲しいから別のところで働きたい。わかります。
まずはこの税金シミュレーションサイトをご紹介したい。(たびたび当記事ではこちらのスクショを掲載してゆく)
こちらでシミュレーションすると、
誰もが約9万5000円以上は税金をおさめていることになる。まずこれを1万円でも削減することが可能であるから、副業とか新NISAとかにいくよりも節税をすることから、削減=利回り換算という考えをもつと面白くなるし、楽しくなるはずだ。
大切なのは、貯蓄の性質の投資が節税につながるということ。同じく銀行に黙って預けておくくらいなら、はじめから無いものと思って貯蓄した方がいいかなと私は思います。
ひとつには、生命保険料控除、個人年金控除、iDeCo、ふるさと納税は必ずやるべきだ。それをまずは簡単に触れていき、年間で5万円は節税する自信があるから読んでもらいたい。
1.生命保険料控除、個人年金控除
なんだ保険か興味ねーわと言うのではなく、これは保険ではなく、中身は貯金の性質がある。
私のおすすめは解約返戻率の高さで保険を選んで、その他の入院特約とかは一切つけないこと。そして月5000〜10000円だけの契約で良いので解約返戻率120〜130%のものに加入することである。
長くなるので割愛するが、とにかく解約返戻率の高さと特約を一切つけないで生命保険と個人年金の2つ、それぞれ月5000〜10000円のものに加入すると、
それぞれ月5000円ずつ加入したシミュレーションでは、所得税住民税が95050から85950になり、年間約9000円の節税効果を産む。銀行にお金を200万預けても現時点では実現しない利率である金額を削減できたことがわかるであろう。
生命保険料控除、個人年金控除は詳しくは勉強しよう。満期の時の受取に税金はかかるが、払い込んだ保険料のプラスアルファの部分にしか税金はかからないのでプラスにしかならない。これも詳しくは勉強してほしいw
ちなみに保険の窓口や、ネットでも保険の見積りがとれるので、生命保険料控除したいのでその枠を使える返戻率の高い保険と、個人年金保険料控除でも返戻率の高い保険を紹介してほしいといえば話が早い。充分に説明を聞き、質問もして理解をした上で契約してもらいたいと思う。
2.iDeCo
NISAよりもiDeCoをやろう。これは月MAX23000円を投資信託等に投資する制度で、年間約26万円の所得控除が受けられる。まずはシミュレーションをみてほしい。
所得税住民税が95050から46950になり、年間48100円の節税効果を産んだ。(1の生命保険料控除と合算)
iDeCoで年率0%の定期預金のやつもあるけど、それでも4万8000円の節税効果は非常に大きい。
単純計算で投資額年間26万円で4万8000円の節税である。利回りにして単年で約20%になる。
こちらのiDeCoシミュレーションも参考にしてほしい。
https://www.wam.abic.co.jp/contents/C110005/dcsimu/top.html
生命保険料控除も合わせて48000円と試算したが、こちらのシミュレーションも約41000円なので、近い数値が出ているので間違いないだろう。
ちなみに私はゴールドのiDeCoでやってるので金の価値が高くなれば、私は利回りがさらに期待できることになる。そして利益には一切課税されない。これがiDeCoの魅力である。
103万円の壁でも130万円まで働いてOK
iDeCoを毎月23000円掛けると1年間276000円まで所得控除が可能になるので、130万円の所得になっても27万6000円が所得から差し引かれ102万4000円となり、103万円の壁以下で所得をおさえることが可能だ!
3.扶養控除
これは年収103万円以下の同居している親を1人でも扶養していたり、別居していても仕送りしたりしていると控除が可能になる。年末調整や確定申告することで控除される。生命保険料控除とiDecoと組み合わせたシミュレーションは、
住民税5000円だけしかかからなくなる。なんと該当すれば9万円削減できるのである!
一生涯で節税を考えることが大切
上記の1.生命保険料控除、2.iDeCoだけでも年間約5万円節税できた。3の扶養控除を合わせると限りなく0にすることが可能になる。なので副業副業と目先にいくよりも、まずは各種控除の理解を深める。勉強する、やってみる。
これをまずやらなければ青色申告の重要性が理解できない、どこかでズルをしたり、面倒くさくなる考えになってしまうと本末転倒で、せっかく副業で稼いだとしても私は悪銭身につかずになり、最終的に追徴課税という悪手になるかもしれないと思う。
これがもし20歳の頃からもっと知識が深かったならと、この通りできていたとするならば、60歳までで、
5万円×40年=最低でも200万円節税できるということ!
田舎なら中古の家一軒分の破壊力がある。
これをまずやってみて、次に副業というのが私の考え方である。さらに実際の副業編に入っていきたいが、さらにできる節税があるので第一回目は以上となります。